星を摘むドンナ
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
宇宙に行きたい。その一心で冷戦下のソ連を駆け抜けた女性たちの、熱く切ない青春譚です。全2巻とは思えない密度に圧倒されますよ!エモスコア「感動 9.2/10」が示す通り、ラストは涙なしでは読めません。
エモスコアポイント
『星を摘むドンナ』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
夢のために全てを懸けた女性たちの生き様に、魂が震えます。ラストシーンの余韻は、しばらく動けなくなるほど深いですよ。
失敗即死の宇宙開発と、失敗即追放の政治的圧力。常にギリギリの状態で進む展開に、ページをめくる手が汗ばんでしまいます。
ムードスコア・ハイライト
どんなに時代が厳しくても、人の意志は空へ届く。そんな人間の強さを信じさせてくれる、力強いエネルギーに満ちています!
60年代ソ連の空気感やファッション、当時の閉塞感までリアルに伝わってきて、まるでその場にいるような感覚になりますよ。
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- 職場で「女性だから」という理由で悔しい思いをし、帰りの電車で窓に映る疲れた自分を見てため息をついた夜に。
- 読むとどうなれる?
- 「私も負けてられないな」と静かな闘志が湧いてきて、明日ちょっとだけ高いヒールを履いて出社したくなります。
- おすすめの読書環境
- 部屋の電気を少し暗くして、ウォッカ…は強いので、温かい紅茶にジャムを溶かしたロシアンティーをお供に。
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『星を摘むドンナ』のネタバレなし紹介
もしあなたが「私なんてどうせ無理」と自分の可能性に蓋をしてしまっているなら、この作品がその蓋をこじ開けてくれるかもしれません。結論から言うと、全2巻という短さでここまで心を揺さぶる作品は稀有です。エモスコア「感動 9.2/10」が示す通り、単なる歴史モノの枠を超えた、魂の叫びがここにあります。
舞台は1960年代、冷戦下のソ連。「アメリカよりも先に女性を宇宙へ」という国家の思惑の中、過酷な宇宙飛行士選抜試験に挑む二人の女性、スヴェトラーナとガリーナの物語です。貧しい生まれながら強い野心を持つガリーナと、エリート家系で純粋に宇宙に憧れるスヴェトラーナ。対照的な二人が、国家の英雄「ドンナ(女性)」の座を巡って火花を散らします。
さいとうちほ先生の流麗な筆致で描かれるのは、美しいドレスではなく、泥臭い訓練服と汗、そして極限状態での人間の強さです。「緊張 8.5/10」のスコア通り、国家権力の理不尽さや事故と隣り合わせの恐怖が常に付きまといます。それでも、恋も友情も犠牲にして星を目指す彼女たちの姿は、痛々しいほどに美しいんです。特に、ライバルでありながら唯一の理解者となっていく二人の関係性の変化には、胸が締め付けられますよ。
職場で理不尽な扱いに悔しい思いをしている女性や、かつて抱いた夢を忘れられない人にこそ読んでほしい一冊です。歴史の教科書には載らない、個人の情熱と葛藤。読み終えた後、きっと夜空を見上げたくなりますよ。
作品基本情報
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