伊藤潤二の猫日記 よん&むー
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
ホラー漫画界の巨匠が描く、最恐に笑える猫エッセイ。「笑い 9.4/10」が示す通り、恐怖演出と猫の可愛さのギャップが卑怯なほど面白い。大人の男が猫に屈服していく様は必見です。
エモスコアポイント
『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
ホラー漫画特有の緻密で不穏なタッチで描かれる「ただの猫との日常」。このギャップが生むシュールな笑いは、他の追随を許しませんよ!
最初は猫を恐れていた著者が、なりふり構わず猫を吸い、愛でる「下僕」へと堕ちていく姿。その不器用な愛情表現に、不思議と心が温かくなります。
ムードスコア・ハイライト
絵柄は怖いのに、読後感は驚くほどピースフル。猫という生き物の理不尽な可愛さが、疲れた大人の心にじわりと沁み渡ります。
伊藤潤二先生独特の「湿度のある」画面作りが、猫のいる部屋の空気感を見事に再現していて、気づけば自分もその部屋にいるような感覚になりますよ。
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- 仕事で自分の意見が通らず、理不尽な状況にただ耐えるしかなかった日の夜、自宅の玄関を開ける前にため息をついてしまったあなたへ
- 読むとどうなれる?
- 「思い通りにならないこと」が逆に愛おしくなり、肩の力が抜けて「ま、いっか」とニヤニヤしながら眠りにつけるようになります
- おすすめの読書環境
- 週末の深夜、好きなお酒とおつまみを用意して、誰にも邪魔されないソファの上でだらけきった姿勢で
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』のネタバレなし紹介
もしあなたが「猫漫画なんてどれも同じでしょ?」と思っているなら、この作品がその常識を根底から覆します。結論から言うと、これは「ホラー漫画の皮を被った、至高のギャグエッセイ」です。エモスコアにおける「笑い 9.4/10」という突出した数字が示す通り、恐怖と笑いは紙一重であることを証明する傑作ですよ。
物語は、ホラー漫画家のJ君(著者自身)が、婚約者の希望で猫を飼うことになるところから始まります。元々犬派だった彼は、呪い顔の「よん」と甘えん坊の「むー」という二匹の猫に対して、最初は恐怖すら抱いていました。しかし、新居で奇妙な同居生活が始まると、彼の精神は徐々に猫という名の魔物に侵食されていくのです。
この作品の凄みは、なんといっても「ホラー演出の無駄遣い」にあります。猫じゃらしを振るだけのシーンで、なぜこれほどおどろおどろしい筆致が必要なのか。猫に無視されただけの絶望が、なぜ世界の終わりのように描かれるのか。そのギャップに腹を抱えて笑ってしまいます。それでいて、ふとした瞬間に描かれる猫への愛おしさは本物で、「胸キュン 7.8/10」が示す通り、読んでいるこちらの母性(父性?)までくすぐられるんですよ。
仕事で理不尽な目に遭い、自分のコントロールできない何かに振り回されている大人にこそ読んでほしい一冊です。「ああ、巨匠・伊藤潤二ですら猫には勝てないのか」と思えば、日々の悩みなんてちっぽけに思えてきます。猫好きはもちろん、笑ってストレスを吹き飛ばしたい夜に、自信を持っておすすめします。
作品基本情報
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この作品とエモスコアの分布が逆の作品
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