ぱじ
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
『ぱじ』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
悲劇的な設定なのに、湿っぽさよりも温かさが勝る奇跡のバランス。何気ない日常の会話だけで、これほど涙腺を刺激される作品はそうそうありませんよ。
パジの「老い」がリアルに描かれていて、ももちゃんを残して逝くことへの恐怖や葛藤が痛いほど伝わってきます。幸せであればあるほど、胸がギュッとなるんです。
ムードスコア・ハイライト
どんなに辛いことがあっても、周囲の人々の支えや小さな幸せの積み重ねで人は生きていける。そんな人間賛歌が、説教臭くなく心に染み渡ります。
ももちゃんの純粋無垢な言葉と、パジの優しさに触れているだけで、日々の仕事で荒んだ心がデトックスされていくのが分かりますよ。
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- 久々に実家に電話したら親の声が少し小さくなった気がして、通話を切った後にスマホを握りしめたまま、部屋で一人呆然としてしまった夜に。
- 読むとどうなれる?
- 翌朝、目は少し腫れているかもしれませんが、通勤電車で優先席に座るお年寄りを温かい目で見守れるような、優しい強さが心に戻ってきます。
- おすすめの読書環境
- 週末の夕暮れ時、誰にも邪魔されない部屋で、箱ティッシュを膝の上に完備して。お供には温かい緑茶が一番合います。
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『ぱじ』のネタバレなし紹介
もしあなたが「最近、心の底から泣いていないな」と感じているなら、この作品がその乾いた心を一瞬で潤します。結論から言いますが、電車やカフェで読むのは危険です。マスクをしていても隠しきれないほど、顔が涙でぐしゃぐしゃになりますから。「感動 9.8/10」というスコアは、決して大げさではありません。
物語は、両親を亡くした5歳の孫娘「ももちゃん」と、彼女を男手一つで育てる祖父「パジ」の日常を描いた4コマ漫画形式の作品です。一見、ほのぼのとしたギャグ漫画に見えますが、そこにあるのは、老い、死、そして貧しさといったシビアな現実。それでも、パジの不器用な愛情とももちゃんの健気さが、すべてを温かい光で包み込んでくれるんです。
この作品の凄みは、村上たかし先生特有の「笑いと涙の黄金比」にあります。パジの老体ゆえの失敗を笑っていたはずが、次の瞬間にはその背景にある深い愛情に気づかされ、胸が締め付けられる。「切なさ 9.2/10」が示す通り、幸せな日常の端々に「いつか来る別れ」の予感が漂っていて、だからこそ今この瞬間が愛おしくてたまらなくなるのです。
仕事に追われ、効率ばかりを求めてしまう私たち大人にこそ、この作品が必要です。不器用でも、時間がかかっても、誰かを大切に想うことの尊さ。「希望 9.5/10」が示す通り、読後には「明日も頑張って生きてみよう」という静かな活力が湧いてきます。ぜひ、大切な人を思い浮かべながらページをめくってください。
作品基本情報
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この作品とエモスコアの分布が逆の作品
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