エルジェーベト
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
「血の伯爵夫人」の汚名は真実か、陰謀か。Cuvie先生が描く、狂気と愛国心が紙一重で交錯する圧倒的歴史ドラマ。歴史の闇に飲まれたいあなたへ。エモスコア「没入 9.2/10」は伊達じゃないですよ!
エモスコアポイント
『エルジェーベト』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
常に外敵と内通者の影がちらつき、彼女の精神がいつ崩壊するかわからない張り詰めた空気が続くので、読んでいて息が詰まりそうになりますよ。
家を守ろうと必死になればなるほど周囲から孤立し、狂気へと足を踏み入れてしまう彼女の姿が、どうしようもなく哀れで胸が締め付けられます。
ムードスコア・ハイライト
拷問や処刑の描写も容赦がないですが、それ以上に「権力者の孤独」という逃げ場のない精神的な暗闇が描かれていて、ズシリと重い読後感があります。
16世紀の城の石畳の冷たさや、戦場の血生臭さまで漂ってきそうなほど描き込みが凄まじく、当時のハンガリーにタイムスリップしたような感覚になります!
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- 責任感の強さゆえに周囲に厳しく当たってしまい、ふと一人になった瞬間に「私、なんでこんなに戦ってるんだろう」と虚しさに襲われた夜に
- 読むとどうなれる?
- 歴史の残酷さと人間の業を噛み締めた後、「正しさとは何か」という問いが重く残り、今の自分の悩みさえも長い歴史の一部だと俯瞰できるようになります
- おすすめの読書環境
- 部屋の明かりを極限まで落とし、重めの赤ワイン(または濃い葡萄ジュース)をグラスに注いで、静寂の中で
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『エルジェーベト』のネタバレなし紹介
もしあなたが「エリザベート・バートリ=若い娘の血を浴びた狂気の殺人鬼」というイメージしか持っていないなら、この作品はその常識を根底から覆します。
結論から言うと、これは単なるホラーではなく、国と家を守るために戦い続け、そして壊れていった一人の女性の「壮絶な戦記」なんです。
エモスコア「没入 9.2/10」が示す通り、この漫画の歴史描写は半端じゃありません。
舞台は16世紀後半のハンガリー。オスマン帝国の脅威が迫る中、名門バートリ家に生まれたエルジェーベトは、若くして広大な領地と家臣を守る重責を背負います。
夫の死、政治的な孤立、そして終わりの見えない戦争。
彼女は「強くなければ生き残れない」という時代の中で、次第に常軌を逸した厳罰や拷問へと手を染めていきます。
しかし、それは純粋なサディズムなのか、それとも恐怖政治による統治の限界だったのか。読者はその境界線が曖昧になる恐怖を目撃することになります。
著者のCuvie先生といえば、緻密な甲冑や衣装の描写に定評がありますが、本作でもその筆致は冴え渡っています。
特に注目してほしいのは、エルジェーベトの表情の変化です。
初期の凛とした美しさが、徐々に疲労と狂気を孕んだ「凄み」へと変貌していく様は、エモスコア「ダーク 9.6/10」をつけるにふさわしい迫力です。
彼女の孤独と焦燥感が、ページをめくる指にまで伝わってくるんですよ。
「歴史の教科書には載らない人間の業」を見たい人には、これ以上ない一冊です。
決して明るい話ではありませんし、救いも少ないかもしれません。
でも、読み終えた後には「悪女」という言葉だけで彼女を片付けられなくなるはずです。
重厚な大河ドラマや、人間の暗部をえぐるような作品を求めているあなたに、自信を持っておすすめします!
作品基本情報
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