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極厚版『軍鶏』

ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化

作者: 橋本以蔵, たなか亜希夫 出版社: 講談社
👑 総合ランキング 782位 (全2197作中)
コミコミ編集部キャラクター

綺麗事は一切なし。親殺しの少年が、生き残るために怪物へと堕ちていく。エモスコア「緊張 9.8/10」が示す通り、読むだけで脂汗が出るような、魂を削る格闘漫画の金字塔です。

エモスコアポイント

63.9 ポイント

作品区分

青年マンガ

ムード

壮絶

トロープ(設定)

サバイバル

psychology 『極厚版『軍鶏』』のエモスコア

ワクワク
7.2
緊張
9.8
衝撃
9.4
恐怖
9.2
笑い
1.0
感動
6.5
切なさ
7.0
胸キュン
1.0

favorite エモスコア・ハイライト

コミコミ(エモ)
緊張 (スコア: 9.8)

試合のシーンは単なるスポーツではありません。負ければ全てを失う殺し合いの空気が凄まじく、ページをめくる手が震えるほどの圧迫感がありますよ。

コミコミ(エモ)
衝撃 (スコア: 9.4)

主人公が全く改心せず、むしろ悪へと加速していく展開には度肝を抜かれます。倫理観を揺さぶられる覚悟をして読んでくださいね。

palette 『極厚版『軍鶏』』のムードスコア

没入感
9.6
爽快感
3.5
ダーク
9.9
希望
2.5
癒やし
0.1
深み
9.0

wb_twilight ムードスコア・ハイライト

コミコミ(ムード)
ダーク (スコア: 9.9)

希望や救いはほとんどありません。ですが、その徹底した闇の描写が、逆説的に「生」の執着を浮き彫りにしていて、圧倒されますよ。

コミコミ(ムード)
没入 (スコア: 9.6)

たなか亜希夫先生の描く肉体や表情の説得力が凄まじいんです。フィクションとは思えない生々しさが、あなたを作品世界に引きずり込みます。

menu_book 編集部の読感ガイド!

Guide No.4781 Selector: ES(遠藤) ES(遠藤)
person_pin こんなあなたに読んでほしい
理不尽な謝罪を重ねて心が擦り切れ、帰り道の暗闇でふと「すべてを壊してしまいたい」というドス黒い衝動がよぎった夜に
auto_awesome 読むとどうなれる?
強烈な劇薬を飲んだかのように、脳が覚醒します。主人公の壮絶な生き様に触れることで、自分の抱える悩みがちっぽけに思え、腹の底から「生き抜いてやる」という野太い力が湧いてきます
weekend おすすめの読書環境
週末の深夜、部屋の明かりを少し落とし、ロックのウイスキーか度数の高い焼酎をちびちび舐めながら

description 『極厚版『軍鶏』』のネタバレなし紹介

もしあなたが「正義が必ず勝つ」という予定調和な物語に飽き飽きしているなら、この作品は劇薬になります。結論から言いますが、これはヒーローの物語ではありません。社会の最底辺から、暴力だけを頼りに這い上がる「怪物」の記録です。エモスコア「ダーク 9.9/10」が示す通り、全編を通して救いようのない闇が広がっていますが、だからこそ目が離せません。

物語は、エリート高校生だった成嶋亮が両親を刺殺し、少年院に送られるところから始まります。そこで彼を待っていたのは、言葉にできないほどの凌辱と暴力の嵐。亮は生き延びるため、そして自分を犯した男たちを殺すために空手を学びます。出所後も彼は更生などしません。夜の街で、裏格闘技界で、ただ「生きている実感」を得るためだけに、卑怯な手を使ってでも敵を叩き潰していきます。

本作の凄みは、たなか亜希夫先生の圧倒的な画力と、橋本以蔵先生の容赦ない心理描写にあります。特に、亮の身体から立ち昇る「殺気」や、極限状態での筋肉の躍動は、紙面から汗と血の匂いが漂ってくるほどのリアリティです。エモスコア「没入 9.6/10」の評価通り、読んでいるこちらまで息をするのを忘れてしまうほどの緊迫感。主人公に共感はできなくても、その生存本能の強さに、ある種の畏敬の念さえ抱いてしまうはずです。

正直、読むには体力が要りますし、人を選びます。ですが、社会の理不尽さや、綺麗事だけでは片付かない人間の業(ごう)を知っている大人にこそ、この作品は刺さります。自分の中にある「獣」と向き合う覚悟があるなら、ぜひ手に取ってみてください。極厚版で一気読みした後、あなたの価値観は確実に揺さぶられているはずです。

info 作品基本情報

作者 橋本以蔵, たなか亜希夫
出版社 講談社
ステータス 連載中
作品タイプ ピカレスク・格闘ドラマ
作品区分 青年マンガ
ムード 壮絶
設定・トロープ サバイバル

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コミックコミット編集部

この記事の執筆者

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