バラバラ夫婦~手足をなくした夫はまだ生きてる
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
「愛」と「執着」は紙一重。手足を失った夫と、それを世話する妻。その歪な関係性に、エモスコア「緊張 9.2/10」が示す通り、息をするのも忘れるほどの没入感を味わえます。
エモスコアポイント
『バラバラ夫婦~手足をなくした夫はまだ生きてる』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
介護という密室で繰り広げられる心理戦に、ページをめくる手が汗ばむほどのヒリヒリ感がありますよ。
「まさか」という展開の連続ですが、それが突飛ではなく、人間の業として描かれるからこそ心に刺さります。
ムードスコア・ハイライト
救いのない重厚な空気感が漂っていますが、その暗闇こそが人間の本質を浮き彫りにしていますね。
他人の家庭の覗き穴を見つけてしまったような背徳感で、時間を忘れて読み耽ってしまいますよ。
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- パートナーの何気ない一言にイラッとしたけれど、それを笑顔で飲み込んでしまい、どっと疲れが出た夜に
- 読むとどうなれる?
- 自分の中にある「黒い感情」は誰にでもあるものだと肯定され、不思議と肩の荷が下りて熟睡できるようになります
- おすすめの読書環境
- 家族が寝静まった深夜2時のリビングで、あえて電気を消してスマホの明かりだけで
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『バラバラ夫婦~手足をなくした夫はまだ生きてる』のネタバレなし紹介
もしあなたが、夫婦という関係に「絶対的な安らぎ」しか求めていないなら、この作品は劇薬すぎるかもしれません。しかし、人間の心の奥底にある「業」や「昏い感情」を覗き見たいなら、これ以上の適任者はいないでしょう。結論から言いますと、この作品は単なるパニックものではなく、夫婦という密室劇を描いた傑作サスペンスです。エモスコアにおける「緊張 9.2/10」「ダーク 9.6/10」という数値が、その重苦しくも目が離せない空気感を物語っています。
物語は、ある事故によって手足を失った夫と、彼を介護することになった妻の生活から始まります。一見、献身的な妻と不憫な夫に見えるこの構図。ですが、ページをめくるたびに、その皮は一枚、また一枚と剥がれていきます。夫が生きていたことは幸運だったのか、それとも地獄の始まりなのか。読者はすぐに、この夫婦の間に横たわる冷ややかな断絶と、そこから生まれる歪んだ情熱に気づくことになります。
この作品の凄みは、派手な演出以上に、静かな心理描写の「怖さ」にあります。言葉に出さない本音、視線の動き、そして介護という行為を通じて逆転していく力関係。野生くずり先生の描く表情は、人間の醜さと、それゆえの哀しさを生々しく映し出しています。「衝撃 9.0/10」と評価しましたが、それは展開の驚きだけでなく、誰もが隠し持っているかもしれない加虐心や復讐心を突きつけられる衝撃でもあります。
「きれいごとだけの夫婦愛」に飽き足らない、大人のあなたにこそ読んでいただきたい一冊です。人間の善悪は簡単に割り切れないものだと知っている30代、40代の方なら、この泥沼のような展開の先に、ある種の人間臭いリアリティを感じ取れるはずです。覚悟を決めて、この深淵を覗いてみてください。
作品基本情報
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この作品とエモスコアの分布が逆の作品
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