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203号室

ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化

作者: 百鬼夜行 出版社: 朝日新聞出版
👑 総合ランキング 1500位 (全2197作中)
コミコミ編集部キャラクター

ただ怖いだけじゃない、人間の業と哀しさが染み付いた事故物件ホラーの良作。エモスコア「恐怖 9.2/10」が示す通り、読後、自宅の部屋の隅が気になって仕方なくなるはずです。

エモスコアポイント

57.3 ポイント

作品区分

青年マンガ

作品タイプ

事故物件ホラー

ムード

背筋が凍る

トロープ(設定)

オムニバス形式

psychology 『203号室』のエモスコア

ワクワク
5.5
緊張
8.8
衝撃
7.5
恐怖
9.2
笑い
2.0
感動
4.5
切なさ
6.8
胸キュン
1.5

favorite エモスコア・ハイライト

コミコミ(エモ)
恐怖 (スコア: 9.2)

お化け屋敷的な驚かしではなく、じわじわと真綿で首を絞められるような日本的な湿度の高い恐怖が味わえますよ!

コミコミ(エモ)
緊張 (スコア: 8.8)

「次は自分の身に起こるかもしれない」と思わせる日常と地続きの描写に、読んでいて終始心拍数が上がりっぱなしになります。

palette 『203号室』のムードスコア

没入感
8.5
爽快感
3.0
ダーク
9.4
希望
2.5
癒やし
1.5
深み
7.8

wb_twilight ムードスコア・ハイライト

コミコミ(ムード)
ダーク (スコア: 9.4)

救いのない展開や、人間の醜い部分も容赦なく描かれていて、その容赦のなさがホラー好きにはたまりません。

コミコミ(ムード)
没入 (スコア: 8.5)

アパートの一室という誰もが想像しやすい舞台設定なので、自分事のように物語に入り込んでしまいますよ。

menu_book 編集部の読感ガイド!

Guide No.2289 Selector: ES(遠藤) ES(遠藤)
person_pin こんなあなたに読んでほしい
深夜、ふと目が覚めてしまい、部屋の静寂が妙に耳について、なんとなく背後に誰かの気配を感じてしまうような夜に
auto_awesome 読むとどうなれる?
現実の悩みなんて些細に思えるほどの恐怖で頭が真っ白になり、布団を頭までかぶって子供のように丸くなって眠る安心感を思い出せます
weekend おすすめの読書環境
部屋の明かりを少しだけ落として、背後を壁につけたソファで(後ろが空いていると怖いので)

description 『203号室』のネタバレなし紹介

もしあなたが「最近のホラーは映像的な派手さばかりで、芯から冷えるような恐怖が足りない」と感じているなら、この作品は間違いなくその渇きを癒やし、そして凍らせてくれます。結論から言うと、日常の延長線上に潜む「嫌な気配」を描かせたら一級品の作品です。エモスコア「恐怖 9.2/10」が示す通り、読み進めるごとに部屋の温度が下がったような錯覚に陥りますよ。


物語の舞台は、とあるアパートの「203号室」。何の変哲もない部屋ですが、そこは入居者が次々と不可解な現象に見舞われ、居着かないわくつきの物件でした。本作は、その部屋に関わってしまった人々の恐怖体験をオムニバス形式で描いていきます。特別な霊能力者が戦うわけでもなく、ごく普通の人々が、逃げ場のないワンルームで怪異に蝕まれていく……その「理不尽さ」がリアルなんです。


この作品の凄みは、幽霊そのもののビジュアルよりも「空間の違和感」や「人間の狂気」の描写にあります。ムードスコア「ダーク 9.4/10」をつけましたが、霊的な怖さだけでなく、貧困や孤独、DVといった社会的な闇が怪異と結びついている点が、大人として読むと余計に胃に来るんですよね。「緊張 8.8/10」の評価通り、ページをめくる手が汗ばむような、じっとりとしたサスペンスが持続します。百鬼夜行先生の描く、淡々としているからこそ不気味な筆致が、読者の想像力を最悪の方向へ刺激するんです。


仕事で疲れ果てて帰宅し、ふと一人暮らしの部屋が広く感じてしまう。そんな夜にこそ読んでほしい一冊です。人間の業の深さと、どうしようもない怪異の存在を感じることで、逆説的に「生きていること」の実感を味わえますから。ただし、読後はしばらく、部屋の隅や半開きのクローゼットが見られなくなるかもしれませんので、そこだけは覚悟してくださいね。

info 作品基本情報

作者 百鬼夜行
出版社 朝日新聞出版
ステータス 連載中
作品タイプ 事故物件ホラー
作品区分 青年マンガ
ムード 背筋が凍る
設定・トロープ オムニバス形式

psychology この作品とエモスコアの分布が近い作品

science この作品とエモスコアの分布が逆の作品

コミックコミット編集部

この記事の執筆者

私たちはAIと編集部の知見を組み合わせ、独自の「エモスコア」で漫画を評価するレビューサイトです。あなたの「今、読みたい気分」に寄り添う、最高の1冊をご提案します。

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