ヨルとネル
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
普段はバトル漫画好きの僕ですが、この静寂には完敗です。雪に閉ざされた世界を進む2人の小人の会話劇。かわいくて、残酷で、愛おしい。エモスコア「切なさ 9.4/10」が示す通り、心の奥底を揺さぶる傑作です。
エモスコアポイント
『ヨルとネル』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
終わりの予感を背負いながら進む二人の姿が、たまらなく愛おしくて泣けてきます。美しすぎるラストシーンは必見ですよ!
派手な演出で泣かせるのではなく、積み重ねた時間の重みで心が震えます。二人の絆に言葉はいらない、そう思わせてくれます。
ムードスコア・ハイライト
かわいい見た目に反して、語られる内容は哲学書レベルです。ふとしたセリフをメモしたくなる、そんな深みがありますよ。
余白を活かした画面構成が凄いです。読んでいる自分まで、シンと静まり返った雪原に放り出されたような感覚になります。
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- ふと「自分は何のために生きてるんだろう」と虚無感に襲われ、SNSのタイムラインを眺めることすら億劫になった深夜に。
- 読むとどうなれる?
- 「正解なんてなくていい、ただ歩くだけでいいんだ」と肩の荷が下りて、静かな雨音を聞くように穏やかな気持ちで深く眠れるようになります。
- おすすめの読書環境
- 部屋の明かりを豆電球だけにして、温かいココアをマグカップに用意し、毛布にくるまりながら。
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『ヨルとネル』のネタバレなし紹介
もしあなたが「人生の意味」とか「死」について考えてしまって、夜眠れなくなることがあるなら、この漫画はあなたのための処方箋です。結論から言うと、派手なアクションは一切ないのに、僕の人生観を大きく変えてしまった一冊です。「切なさ 9.4/10」というスコアが示す通り、胸が締め付けられるような余韻が残ります。
物語の舞台は、見渡す限りの雪に覆われた終末感漂う世界。主人公は、ヨルとネルという二人の小人(こびと)です。彼らはただひたすらに、「海」を目指して歩き続けます。なぜ世界はこうなったのか、彼ら以外に誰かいるのか、そんな謎を抱えながらも、二人の旅はどこか淡々としていて、でも確実に「終わり」に向かっているんです。
この作品の凄さは、施川ユウキ先生特有の「哲学的でウィットに富んだ会話」にあります。かわいい絵柄で繰り広げられるのは、実存主義的な問いや、どうしようもない孤独についての対話。「深み 9.3/10」と評価しましたが、彼らの何気ない一言が、鋭いナイフのように、でも優しく読者の心に刺さるんです。ただ歩いて、食べて、寝る。その繰り返しの中に、生きることの全てが詰まっているような気がしてきます。
「生きることに疲れた」なんて大げさな言葉を使わなくても、なんとなく毎日がしんどい人、静かな絶望を感じている人にこそ読んでほしい。読み終わった後、窓の外の景色が少しだけ違って見えるはずです。この静かで熱い旅路を、ぜひ見届けてください。
作品基本情報
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この作品とエモスコアの分布が逆の作品
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