フルーツバスケットanother
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
名作『フルバ』の数十年後を描く次世代編。前作未読でも胸に迫る、自己肯定と再生の物語です。エモスコア「希望 9.2/10」が示す通り、読後に優しい光が差します。(編集部:鈴木)
エモスコアポイント
『フルーツバスケットanother』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
「自分は生きていていいんだ」という根源的な肯定感が凄いです。読後、明日を迎えるのが少し怖くなくなりますよ。
主人公が凍り付いた心を溶かしていく過程が丁寧に描かれていて、思わず親のような気持ちで応援して泣けてしまいます。
ムードスコア・ハイライト
草摩家の変わらない温かさがここにあります。彼らの言葉一つひとつが、疲れた心にじんわり染み渡りますよ。
前作の空気感を残しつつ、新しい世代の息吹も感じられる世界観。ページを開けばすぐに懐かしくも新しい場所へ行けます。
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- 職場で理不尽な扱いに愛想笑いで耐え続け、帰りの電車でふと「私、何のために頑張ってるんだろう」と虚しくなってしまった夜に
- 読むとどうなれる?
- 強張っていた心がほぐれ、「今日はもう自分を甘やかそう」と素直に思えるようになり、泥のように深く安心して眠れるようになります
- おすすめの読書環境
- 休日の午後、お気に入りのマグカップに入れた温かいミルクティーをお供に、日当たりの良い窓辺でクッションを抱えながら
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『フルーツバスケットanother』のネタバレなし紹介
もしあなたが、日々の生活で「私なんていないほうがいいのかも」と孤独を感じてしまっているなら、この漫画がその冷たい心を溶かしてくれるはずです。伝説の名作『フルーツバスケット』の続編ですが、ただのファン向け作品と侮るなかれ。ここには、現代を生きる私たちが抱える「生きづらさ」への処方箋が詰まっています。「希望 9.2/10」という高スコアをつけたのは、読み終わった後に必ず「自分を少しだけ許せるようになる」からです。
物語の舞台は、透たちが呪いを解いた数十年後。高校に入学したばかりの主人公・彩葉(さわ)は、母親からの精神的なネグレクトにより、極端に自己肯定感が低く、常に他人の顔色を伺って生きています。そんな彼女が、ひょんなことから草摩家の人々(透たちの子供世代!)と関わることに。前作の「呪い」とはまた違う、現代的な「親との確執」や「同調圧力」といったリアルな悩みに、次世代の草摩家がどう寄り添っていくのか。前作ファンなら「あの子とあの子の子供が…!」という感慨深さもたまりません。
高屋奈月先生の描く心理描写は、相変わらず胸が痛くなるほど繊細です。特に「感動 8.5/10」とした理由は、彩葉が初めて自分の感情を吐露するシーンの美しさにあります。誰かに迷惑をかけないようにと「ごめんなさい」ばかり言っていた彼女が、不器用ながらも「ありがとう」や「ここにいたい」と言えるようになる過程は、涙なしでは読めません。「癒やし 8.8/10」のスコア通り、草摩家の温かさは健在で、読んでいる私たちまで彼らの食卓に招かれたような安らぎを感じられますよ。
この作品は、かつて『フルバ』を読んで育った大人のあなたにこそ、読んでほしい一冊です。大人になっても消えない不安や寂しさを、この物語は決して否定しません。「逃げてもいい」「頼ってもいい」。そんな当たり前だけど忘れがちなメッセージを、鈴木は全力で推したいです。読み終えた時、きっとあなたの肩の荷が少し降りているはずですよ。
作品基本情報
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この作品とエモスコアの分布が逆の作品
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