でっちあげ
ネタバレなし!感動や衝撃、胸キュン、没入感を可視化
「幽霊より人間が怖い」を地で行く、戦慄の実録ノンフィクション。一人の教師がモンスターペアレントとメディアによって社会的に抹殺される過程に、エモスコア「恐怖 9.6/10」の震えが止まりません。
エモスコアポイント
『でっちあげ』のエモスコア
エモスコア・ハイライト
お化けよりも何よりも、悪意を持った人間と、それに扇動される集団心理が一番怖いと思い知らされますよ。
四面楚歌の状況で、少しずつ証拠を積み上げていく法廷パートは、息をするのも忘れるほどの緊迫感があります。
ムードスコア・ハイライト
理不尽な暴力がこれでもかと描かれるので、正直かなり重いです。メンタルが元気な時に読んでくださいね。
「次はどうなるんだ」という義憤と好奇心で、ページをめくる手が止まらなくなります。時間を忘れますよ。
編集部の読感ガイド!
- こんなあなたに読んでほしい
- SNSのトレンドに流れてきた「誰かの不祥事」に対して、反射的に石を投げそうになってしまった夜に。
- 読むとどうなれる?
- 安易な情報拡散が怖くなり、自分の目で見たものだけを信じようとする「大人の思慮深さ」が身につきます。
- おすすめの読書環境
- 金曜日の夜、スマホの電源を切って外部情報を遮断し、ブラックコーヒーを片手に静かな部屋で。
※気になったら、まずは1巻をチェック!
『でっちあげ』のネタバレなし紹介
もしあなたが「自分は絶対に騙されない」と思っているなら、この作品がその自信を粉々に砕くかもしれません。結論から言います。これはホラー漫画ではありませんが、どんな怪談よりも恐ろしい「人間の悪意」の記録です。
エモスコアにおける「恐怖 9.6/10」という数字は、決して大袈裟ではありません。幽霊が出るわけでも殺人鬼が追ってくるわけでもない。ただ、些細な嘘と、それを検証せずに拡散するメディア、そして保身に走る組織によって、一人の真面目な教師の人生が「でっちあげ」られていくのです。
物語は、ある小学校で起きた「体罰問題」から始まります。メディアは連日「殺人教師」と彼を糾弾し、世間は正義の鉄槌を下そうと熱狂する。しかし、その全てが嘘だったら?
この作品の凄まじさは、徹底した取材に基づくリアリティにあります。無邪気な顔で嘘をつく子供、学校を支配しようとする保護者、そして視聴率のために事実を歪めるテレビ局。ページをめくるたびに「なぜ誰も真実に耳を傾けないんだ」という憤りと、胃がキリキリするような「緊張 9.2/10」が襲いかかります。
田近康平先生の描く、感情を押し殺したような乾いたタッチが、逆に事態の深刻さを浮き彫りにしています。特に、孤立無援の主人公が見せる絶望の表情と、加害者たちの歪んだ笑顔の対比は、脳裏に焼き付いて離れません。
これは単なる告発漫画ではなく、私たちが生きる情報社会への鋭い警鐘です。
ワイドショーやSNSの情報をうのみにしてしまいがちな今だからこそ、大人として読んでおくべき一冊です。
読後感は決して爽やかではありません。しかし、真実を見抜く「目」を養うために、この痛みは必要不可欠です。理不尽な社会で戦うすべての大人たちへ、覚悟を持ってお勧めします。
作品基本情報
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